風の子ペロ

はじめの一匹の母さん猫ははじめにくろちゃん、しろちゃんを産み、その後その娘達と共に同じ時期また二度目の出産をしました。その子供達は総勢5匹その中で少し足が弱く鼻がいつもずるずるしている子がいて、あーこの子はあまり長生きできないかなと悲観的にみていたものでした。前足はびっこをひいていて高い所もみんなと同じように登れず、ずりずりしていたのですが、性格は気が強くちょっと触れようとするとガブッとくるので接する時にいつも少し緊張したものです。そんなペロも三年たつと信頼してきてくれたようで、自転車で私が帰ってくる途中から一緒に走って家に帰ってきたり、遠くからでも呼ぶと馬みたいに走ってくるような元気な子になっています。たまにいつのまにか勝手に入ってきてリビングのソファで鼻は相変わらずずびずびしながらくつろいでいる事があったり、ペロ！と呼ぶとニャア〜っと返事もしてくれるので嬉しくなります。

さすらいピッコロ

ピッコロを保護してしばらくは、少しでも近づくとふーっと威嚇される日々でした。いつになったら心が通じるのかなと不安でしたが、ここは焦ってはいけない！と思いあまりかまいすぎないようにわざと無視することでとりあえず環境に慣れてもらおうと思いました。ピッコロはプミーが大好きなのでプミーがいれば安心と思うらしくいつもくっついていました。一年経ちやっと爪をださず撫でさせてくれるようになり二年目は少しすりすりするようになり、三年目に静かに抱っこできるようになって、相変わらずぴゅーっと隠れてしまうのは変わらないのですが、少しづつ心を許してくれてきたかな〜と最近実感します。

「猫のDayOff展」

先日猫の雑貨ショップ「OnTheBlanket」の展覧会を谷中の「ギャラリー猫町」に見に行ってきました。そのギャラリーは猫が好きそうな高台にあり靴をぬいであがるアットホームな所で、一階は肉球にまつわるものがあり2階に「猫のDayOff」展というOnTheBlanket主催の展示がありました。色々な面白い人形もありグッズもあってとても猫好きにはたまらない空間となっていました。そこでプチおざぶというのを買って帰り中にまたたびが入っているのでプミー＆ピッコロはすぐに大興奮でごろんごろんとしてとても楽しんでいました。ギャラリーの写真を撮ってくるのを忘れてしまい画像がアップできなくて残念です。そんなわけでプチおざぶで遊ぶプミーの画像になりました。帰りは散歩がてら谷中ぎんざまで行くと階段の所に沢山の猫達が思い思いのくつろいでいてここの町猫なのだな〜と思いました。みんなから可愛がられている感じで幸せそうでした。

「家のいごこち」を猫が案内

建築家の堀越英嗣さんの黒猫アメリと20世紀の世界の名住宅をめぐる絵本のような楽しい本です。
コルビュジエ、ライト、アアルトなどの設計した家を猫の視点で案内してくれます。とても絵の色彩やタッチ、
猫ちゃんが可愛くてよいです。ミースの家は映像でもみた事がありますが、緑に囲まれたとても落ち着きそうな
空間でそこに猫が描かれていて、きっと猫にも気持ちのよい空間なんだろうなと思いました。
「家のいごこち」著　堀越英嗣　インデックス・コミュニケーションズ