Saturday, August 25, 2007

ニャンピー君


先日書いた先住猫のニャンピー君は家の100m前地点からにゃ〜にゃ〜と言いながら帰るかわいい癖があったり、夜道で会ったりして「ニャンピー!」と声をかけるとニャーと返事をしてくれるような可愛い猫でした。ところが、トツゼン家に帰って来なくなり、道路に首輪だけが落ちていたそうです。私もとても心配で気にかけていた所、何ともひどい状態で庭先でうめいていて帰ってきたのは良かったのですが、口の中はひっかきまわされたような跡、片耳は半分ちぎれ耳の中もただれて本当に見ているのもつらいような状態でした。病院で何とか食事ができるよう口の横から管を入れたり色々ほどこしたのですが、全く食べ物が通っていってくれず飲み込む事ができなくなってしまったのです。ボランティアのMさんも治療器を持ち込んで色々協力してくださったのですが、入院後もニャンピーはどんどん痩せ細り食事も全くできませんでした。最後は先生と飼い主さんの決断で安楽死という選択をする事になり後でその事を聞いた私は悲しくて悔し涙がでました。あきらかに人為的に何かされたとしか思えない状態だったのでどうしてこんな事をするの?と強く思いました。ペットブームもいいけどその裏には虐待を趣味にする人もいる、売れ残ったペット達のゆくえなど、このニャンピーの出来事で本当に色々な事を考えさせられました。

Sunday, August 19, 2007

チャッピー


数年前、クロネコ、チャッピーは近所の縁の下でびゃーびゃーないている所を保護されてやってきました。年配の方でどうしようもないと困っておられたので、引き取ります!と思わず言ってしまったのでした…。ちっちゃなクロネコはとても元気でやんちゃでプミーもピッコロもびっくりなのでした。何とか里親を探すしかない!と思い色々な人に里親募集をお願いしたのです。しばらくして近所に住む一人暮らしの60代の女性のKさんがすぐに引き取りたいとおっしゃってくださり、急きょ色々揃えて子猫を引き渡しに伺いました。そこのお宅にはニャンピー君というおっとりした優しい先住猫がおり、ちょっとクロネコの出現にとまどっている様子で心配だったのですが、ニャンピー君にすみませんがお願いしますねと話し、二匹の共同生活がはじまったのです。クロネコははじめくろちゃんという名だったのですがいつのまにかチャッピー君という名になっていました。

Saturday, August 18, 2007

にゃーちゃん


A子さんちのにゃーちゃんは、うちにいたちび太君にそっくりなニャンコです。A子さんの手のひらにのるぐらいの状態で保護されてすくすく育ち今はかなりの体重で貫禄がついた熟女猫となっております。次に死にそうな所を保護されたくーちゃんが来てから、にゃーちゃんはA子さんの愛情を独り占めできなくなって少し屈折してしまいました。なんとも切ないにゃーちゃんです。うちの子達のお父さん猫、リボン父さん(近所の猫でいつもデパートのリボンを首輪にしていた)にもそっくりなので親戚かもしれないねと話しています。

Wednesday, August 15, 2007

暑さでぐったり


今日もとてつもなく暑い日でした…。プミー&ピッコロもぐったり気味ですが夜になると元気に動き回っています。

Monday, August 13, 2007

仔猫のゆくえ


今日の朝突然知り合いのFさんから電話があり、猫が欲しいのだけど仔猫の情報ある?との事ですぐにボランティアさんへ連絡すると4匹ほどいるとのお答えが戻ってきました。なので早速Fさんに折り返しお電話するとすぐに見に行きたいとの事でした。私は仕事で立ちあえなかったのですが、Fさんは早速2匹の仔猫を試しに2週間面倒をみる事になりひきとったようでとても嬉しかったです。最近私の所に拾った仔猫を連れてくる人や仔猫が欲しい人から連絡が増えて行く日々です…。今日の画像はプミーと一緒に保護した姉妹の女の子です。今とっても素敵なご家族に囲まれとても幸せに過ごしています。

Sunday, August 12, 2007

よりかからず?


最近やっと少しずつ茨木のり子さんの詩集を読んでいるのですが、「よりかからず」の詩は印象深く猫の生き方にも似ているなと思いました。プミーを小さい頃からずっと見つめてきて、甘えたり表面的には人間に依存しているような感じに見えても猫としての?意識をちゃんと持っていて私の側にいるのに遠くに存在しているようなそんな感覚があります。だからいくら私の囲った世界に閉じ込めようとしてもするりと抜け出して、私は私なのといわれているような気がします。茨木さんの詩は言葉ひとつひとつが絶妙に、想像できないような感覚で組み合わさって心の琴線に触れてきます。

Thursday, August 09, 2007

ほどよい距離感


毎日暑い日が続いています。外猫達は網戸を上手にくいっと開けてとことこ入ってきては家の中の涼しい所でごろごろしています。お年寄りのシュナウザーのパークは全く目が見えないのでペロがものすごく近くで寝ていても全く気がつかず一見仲良しに見えるので顔がほころんでしまいます。同じポーズで寝ている所も何ともいえません。

Friday, August 03, 2007

仲良くなったり冷たくなったり


プミーとピッコロを観察していると…今日は何だかずっとくっついていてお互い毛づくろいしちゃって仲良しだな〜と思って安心していると急にプミーがオスのピッコロを足蹴りしたり噛み付いたりしているのです。噛み付かれて毛をむしられながらピッコロは「あーー」と切ない声で耐えていてすきをやっと作って逃げて行きます。でも何分かするとまたピッコロはプミーに頭を押し付けて甘えているのが何ともいえません。何だか現代の人間の男女の関係を見るような気が…。

Thursday, August 02, 2007

ねこのお土産


最近毎日と言っていいほど、窓の下にたくさんの生き物の亡骸が置いてあります。外猫達はちょうちょ、蝉、コウモリ、スズメ、とかげ、大きなねずみ、カミキリムシなどなど、口にくわえながら大きい声でわーわーとなきながら帰ってきます。どうしても「母さんお土産ですっ!」といった感じで私が見るまで納得しないのでげっそりしながら庭をみると嬉しそうに、ぴきぴき動いている蝉をくわえているのです。やっとこ外にでてきた蝉が…本当に可愛そうなありさまで…仕方なく最後は庭のすみに埋めることになってしまいます。夜中2時頃にもお土産を見せたいばかりに屋根をつたってベランダまでもってきてびゃーびゃーないたりするので、わかった!わかった!すごい偉いね〜と言うと得意げになっているので困ったものです…。でも野性的本能は止められないですね。